ほんやり — みなみ農園

ほんやり

ほんやりの朝、6時過ぎころから地域の人達が大勢集まり、6時30分に「おんべ」に点火しました。
風のない朝だったので炎は瞬く間に燃えあがり、「おんべ」のてっぺんの「弊束」まで一気に
到達しました。炎が「弊束」まで到達した年は豊作であると言われているので、
今年は豊作の年となりそうです。

ほんやりの火が収まり、「おき」ができると、集まった人達は竹串の先に餅を取り付けて焼きます。
焼けた餅はその場で砂糖などをつけて食べたり、家に持ち帰って食べます。家族の分を焼いて持ち帰る
人もいます。ほんやりの「おき」で焼いた餅を食べると、その年一年風邪をひかないと言われています。