梨の受粉 — みなみ農園

梨の受粉

 梨は開花すると、人工受粉を行い果実を成らせます。10年くらい前までは、耳かきに付いている綿のような
「綿棒」というものを使い「受粉」をしていましたが、最近は写真のような受粉機で受粉を行ないます。
腰のところある赤い箱に中にモーターと乾電池が入っており、その上に「花粉」を入れるタンクがあり、モーターにより「花粉」がホースを通り、手の先のパイプの先ある「鳥の羽根」で出来た受粉用の「羽」に運ばれて
梨の花に受粉を行ないます。22日、23日と2日続けて「霜」が下り梨の花の被害も多そうですが、とりあえず「受粉」を行い、結実する事を祈るところです。

 受粉する花粉には「石松子」と呼ばれる赤い色の粉を増量剤をして混ぜてあります。これにより受粉した花はうっすらとピンク色が付き受粉した事がわかります。