4月 — 2013 — みなみ農園

日誌 2013年4月

2013 4月

23

梨の受粉

 梨は開花すると、人工受粉を行い果実を成らせます。10年くらい前までは、耳かきに付いている綿のような
「綿棒」というものを使い「受粉」をしていましたが、最近は写真のような受粉機で受粉を行ないます。
腰のところある赤い箱に中にモーターと乾電池が入っており、その上に「花粉」を入れるタンクがあり、モーターにより「花粉」がホースを通り、手の先のパイプの先ある「鳥の羽根」で出来た受粉用の「羽」に運ば (さらに…)

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2013 4月

22

梨「南水」の開花

 梨「南水」の花が満開となりました。今朝は最低気温がマイナス3度と冷え込み、強い「霜」がおりました。
梨の花は外見では異常ありませんが、「花ビラ」の下の「胚殊」(果実となるところ)の内部が黒変、または褐変する被害が発生しました。「胚殊」の内部が変色したものは「受精」が出来ず、果実が成りません。現在のところ被害の程度ははっきり分かりませんが、かなりの被害が発生していると思われます。

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2013 4月

14

マメコバチを畑に出す

 4月中旬となり、桜の花が満開になったので、りんごの受粉用のマメコバチの巣筒をりんご畑の巣箱に出しました。自然界では、マメコバチは気温が高くなると冬眠から覚めて活動を始めます。この時期はまだりんごの花は咲いていないので、りんごの開花する時期に合わせるために、冷蔵庫に入れて冬眠から覚めないように管理します。
桜(ソメイヨシノ)が満開の頃がマメコバチを畑に出す時期です。この時期に畑に出すと、冬眠から覚め (さらに…)

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2013 4月

12

桜の花とアルプスの雪

 今年は昨年より10日、例年より2~3日早く桜が開花しました。
南アルプス山脈の峰々にはまだ多くの雪があり、霜が心配されます。

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